テクニカル分析とは 市場心理を読み解く投資の武器 マネー・マネジメントFPオフィス 代表 前田 敏
つまり、過去のチャートから規則性(パターン)を見つけ出し、それを将来のトレンド予測に活かそうとするのがテクニカル分析です。 テクニカル分析とは、過去の株価の値動きをチャート上に表示して、トレンドや時系列パターンを把握し、今後の株価の値動きを予測する分析手法のことを言います。 完全に避けることは不可能ですが、複数の指標で確認する、出来高も併せてチェックする、長期足のトレンドと短期足のシグナルが一致しているか確認するなどの方法でリスクを減らせます。 また、損切りラインを必ず設定し、だましに遭った場合でも損失を限定することが重要です。 テクニカル分析は短期的なタイミングを計るのに優れていますが、中長期的な投資判断にはファンダメンタルズ分析も欠かせません。 テクニカル分析を活用するためのポイントと注意点 主に相場の「買われすぎ」「売られすぎ」といった過熱感を判断するために使われます。 トレンド系指標は、株価の大きな方向性、つまりトレンドが上昇しているのか、下降しているのか、あるいは方向感がないのかを判断するのに役立ちます。 テクニカル指標が明確な「買いシグナル」を示したにもかかわらず、その後株価が下落してしまう、あるいは「売りシグナル」が出たのに、逆に株価が急騰するといった現象が起こることがあります。 例えるなら、海でサーフィンをする際に、テクニカル分析は「波の形や大きさ、風向きを読んで、どのタイミングで波に乗るか」を考えることに似ています。 一方、ファンダメンタルズ分析は「その海域の潮流や天候の長期的な傾向、海底の地形を調べて、そもそもどの海岸でサーフィンをするのが良いか」を判断することに似ています。 パターン別に徹底比較!受け取り方で変わる退職金とiDeCoの税金額 価格の大部分がこのバンドの中に収まるという統計的な性質を利用して、相場の勢いや反転の可能性を探ります。 また、一つの指標の表面的な見方だけを覚えて、その指標が持つ本質的な意味や限界を理解しないまま使ってしまうケースも少なくありません。 したがって、テクニカル分析を行う際も、最低限のファンダメンタルズ情報には常に気を配っておく必要があります。 テクニカル分析の利点 これを避けるために有効なのが、複数の時間軸のチャートを分析する「マルチタイムフレーム分析」です。 サイコロジカルラインは、その名の通り「投資家心理」を数値化したユニークなオシレーター指標です。 計算方法は非常にシンプルで、過去の一定期間(一般的には12日間)のうち、株価が前日比で上昇した日数が何日あったかを割合で示します。 fxverge.com…